豆知識・アイディア・手作りレシピ

 

先生からのメッセージ

制作や指導するにあたり、創意工夫、一人一人の拘りが生まれる事と思います。

フレッシュフラワー、布花、プリザーブドフラワー、アーティフィシャルフラワー、

押し花などを教えている先生の経験に基づいた "ちょつとした知識"や"一言アドバイス"

及びご自宅で出来る"手作りレシピ"等を掲載します。

   

 

 

 

 

 

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~草花の押し花の作り方~

 

 お庭の小さな花や雑草などを押し花にしてみませんか。

押し花を作るには、普段は専用の乾燥マットを使用していますが、

ない方は、市販の乾燥シートをお使いになれば、

花の色を綺麗に残すことができます。

 

<初めて押し花を作るのに向いている花>

ビオラ、バーベナ、あじさい、パンジー、コスモス、野に咲く花、雑草など

花びらが薄い花が向いています。

 

<用意するもの>

押し花をしたい花 、半紙、はさみ、新聞紙、

乾燥シート、厚手のビニール袋、重しにする本(5キロ位)

 

<作り方>

1 新聞紙、乾燥シート、半紙、花の順番で置きます。

2 1で置いた花の上に、半紙、乾燥シート、新聞紙を置きます。

3 厚手のビニール袋に入れて、その上に重しの本をおきます。

4 三日間位で綺麗な押し花ができ上がります。

 

*乾燥シートは、アイロンをかけて再生することができますので

何度も使う事ができます。

 

本山 操 2021.9.14

 

 

 

 

 

 

 

アロマワックス400×433.jpg

 

 

 

 

~アロマワックスサシェの作り方~

ロウソクの材料であるワックスからできた香り付きのサシェは、

火を灯さないアロマキャンドル、アロマバー等とも言われています。

消臭、虫よけ効果のあるアロマで作り靴箱、クローゼットの中にサシェとして

またお部屋•トイレ・水回りなどに飾りインテリアとして楽しまれています。

 

<材料> 

•蜜蝋(精製) … 30g

•ソイワックス (又はパラフィンワックス)… 30g

•好みのアロマオイルや精油 … 10滴位

•ストロー

•リボン

•ドライ、プリザーブド、アーティフィシャルフラワー等

•鍋(または牛乳パック)

•温度計

 

•紙コップ 23個 (型として使用。適当な高さにカットしてください)

※蜜蝋、ワックスが揃わない時は、市販のキャンドルでも出来ます。

 

<作り方>

1、 型に花材を置いてデザインを考えます

※蜜蠟やソイワックスは、固まるのが早いので溶かす前にデザインを決めます。

2、鍋に蜜蠟とソイワックスを入れて、湯煎で溶かします。

※適当な深さに切った牛乳パックを鍋の代わりに使用すると片付けを簡略化できます。

3、蜜蠟とソイワックスが完全に溶けたら火を止め、アロマオイル(または精油)を

10滴程入れます。

※香りを入れる温度は60℃位、高温は香りが飛びやすいのでご注意ください。

4、型にワックスを流し込み、花材を配置します。

(配置する目安は、表面に薄い膜が張り始める頃に、但し固まるのが早いので迅速に)

5、リボンを通す穴を作ります。(吊り下げて飾る時に必要)

※ワックスが固まる前に、穴を開けたい位置にストローを刺し完全に固まったら抜きます。

 6、失敗した時は、固まったワックスをもう一度、湯煎で溶かし花材を取り除き

作り直せます。

 

※強い香りが苦手な方(猫や犬も同様)は、アロマオイルや精油を入れずに作成し、

完成後にスプレーで香りをお付けください。

 

荒川 葉瑠 2021.8.1