花への想い(2023)
亡くなった幼馴染のご家族へ慰めとなるお花を
とのご依頼をいただきました。
お写真を拝見したり思い出話しを伺いながらの製作となりました。
ご依頼主様より、お電話で懐かしいお話をご家族とできたとのご報告をいただきホッとしました。
お花は言葉にならない想いを伝える時優しく後押しをしてくれます。
今山 千風 (12月)
今年の夏は特別暑い日が続き、汗をかきながら、
晩秋からの講習会向けクリスマスリースやしめ縄のサンプルを作りました。
8月のお盆が過ぎると日が暮れるのも早くなり、駆け足で年末に向かいますね。
「初心者の方があまり時間かけず、ステキに仕上がりますように。。。」という
リクエストに四苦八苦。リボンは作っておこうか、パーツはワイヤーをかけておいた方がよいか、
グルーガンを使ってもらって大丈夫かと毎年悩みながらも、反響が良いと聞くと嬉しくなって
またお引き受けすることになります。
クリスマスやお正月が楽しみだった幼い頃もクリスマスマーケットをワクワクした気持ちで
見て歩いた若い頃も懐かしく思い出されますが、
今年もヤレヤレ年末クリアとホッとするのも悪くないかと友達と話しています。
作品展や生徒さんたちとの海外研修等のパワフルな体力はもうないなと思いつつ、
免許返納が視野に入るまでは、もう少しこの気ぜわしさを楽しもうかと思っています。
矢吹 春恵(11月)
「花の蕾はあたためられる」と開きます。
サロン運営、作家活動など夢をお持ちの資格コース受講者さんたちの心には
小さななつぼみがありました。
今回作家協会展に準会員や正会員になられたみなさんと、
フラワー作家として11名で共に出展させていただくことができました。
小さな蕾が連鎖して咲き出すようなすてきな空間となり、
沖縄など遠くからも多くの方に足を運んでいただきました。
出展後にはきっと新たな蕾が膨らみ始めていることと思います。
素晴らしい機会に感謝です。
石黒 曉雲(10月)
暑い暑い今年の夏。都内で気軽に
南国の植物の世界を楽しめる「夢の島熱帯植物園」。
植生をヒントにしたり、植物の面白い造形から
デザインのアイディアが沸々を浮かんだり・・・
そんな時間を過ごせる場所です。
植物のパワーを感じて
暑さに負けないで過ごしたいものです。
橋爪容子(8月)
~ 睡蓮 ~
庭の池に、睡蓮が咲きました。鯉がいなくなって寂しい池ですが、
この時期だけ、華やぐ池になります。
何も世話してあげないので、だんだん小さく花の数も少なくなった感じですが、
この時期は嬉しい気持ちになります。
先日明治神宮御苑に行ってきました。
菖蒲はまだまだでちょっとがっかりしましたが、南池の睡蓮は見事でした。
人も少なくゆっくり鑑賞出来て、大都会のオアシスに癒されてきました。
ピンクの睡蓮は、コロナ前の7月に、北海道の十勝千年の森の写真です。
スケールの大きさに圧倒され、感動しました。
渡辺 多恵子(6月)
東北ヘ行ってきました。
角館や弘前の桜を観る計画だったのですが、
今年は開花が早く、かなり散っていました。
その代わりに新緑の美しさに癒やされ、
移動中の山あいでは、まだまだ見頃の桜も楽しむ事が出来ました。
そんな中、立ち寄った厳美渓では、岩の間の僅かな隙間に咲く
可憐なすみれの花を見つけました。
植物の力強さに、あらためて感動させられる旅でした。
正木 佑布子(4月)