花への想い(2024)
各会員のレッスン、展示会、イベントなどの活動内容、
花に対する想いや花のある暮らしの楽しみ方などを掲載しています。
「秋のバラ」
東京都練馬区光が丘のローズガーデンで
バラが見頃というニュースを見て行ってきました。
今年は、猛暑の影響で10日程開花が遅いそうです。
日頃切り花を扱っているため、花の色や美しさに目が行きがちですが、
茎の太さやトゲの鋭さにびっくり。
色とりどりのバラが、訪れた人達を笑顔にしているのが印象的でした。
「花のある暮らし」を楽しみたいですね。
正木 佑布子 (11月)
"Sunset Beach"
海に日が沈むと
すべてがコーラルピンクに染まり
やがて星が瞬く
そんな優雅な時の流れをテーマに
ホテルのロビーに装花させていた
花を通して共有できる様々な景色、香り、思い出。
石黒 曉雲 (8月)
日々、花のある暮らしを楽しんでおります。
春になると草花の芽吹きが始まり、花が咲いてきます。
今はまだ庭は雪に覆われていますが、雪解けを楽しみに 庭の花が咲くのを待ち焦がれています。
庭の花を育て、咲いてくる花を眺め癒されております。
その花々から私は自分なりにイメージして布や和紙を染めて花を創り続けてきました。
自分が生み出す新しい花、今度はどんな花を咲かせましょうか?
そんなことを考え、ワクワクしながらイメージしております。
そして咲かせた和紙の花を今年1月に開催された展示会
~永遠の絆展~(タワーホール舟堀)に出展いたしました。
作品のタイトルは ~ 紅 ~ 和紙を黒(墨)と赤(染料)で描いて咲かせた赤い椿です。
わたくし独自の表現方法で創った作品、 ご覧になった方々がどのように感じて下さるでしょう
~ 感じ方はみなそれぞれ、想いのままに、自由に~ 感じて下さい。
それでいいのではないでしょうか。
これからも新しい花を生み出し、花を咲かせ続けられたらと 思っております。
横内 陽子(2月)
くれよん保育園で園児たちのアレンジメント指導をするようになってから、約10年が経ちました。
初めて指導した園児たちは、もう中学3年生になりました。
30分ほどの短い時間ではありますが、園児たちが集中できる丁度いい時間なので、
その時間内に仕上げられる作品を工夫して、皆で楽しい時間を過ごしています。
コロナ禍でレッスンをお休みせざるを得なくなり、
なかなか再開できないままに日にちが過ぎていきました。
園児たちも、保護者の方々も、先生方も再開を心待ちにしてくださる気持ちが伝わり
とても嬉しかったのを思い出します。
以前は、アシスタントと二人で担当していたレッスンですが、
再開後は感染防止のため、レッスンを一人で担当する事になりました。
そこに、思わぬ副産物が生まれました。
担当の先生方がアシスタントの役割をカバーしてくださろうと、
一生懸命私の言葉に耳を傾け、知識を吸収し、
いつの間にか彼女たちの技術が向上してくれた事です。
知らず知らずのうちに、園児たちと一緒に、技術と知識が積み上げられてきたのだと思うと、
園児の成長と共に先生方の成長も見ることができ、
2倍の充実感を味わっていることに気づきました。
頑張る先生方の姿に園児たちも刺激を受け、
レッスンは毎回楽しく、あっという間に時間が過ぎていきます。
先生方に支えられ、キラキラした目で花と接する園児たちから元気をもらい、
この場所でいつまでもレッスンを続けられたらいいな…と、思っています。
アレンジメントレッスンは、園児たちの生活に変化をもたらしているようです。
そして、家の中に花がある生活を、
保護者の皆様にも喜んでいただけている事とても嬉しく思っています。
年度終わりに園児たちからもらう「ありがとう」のお手紙を励みに
園児たちが花を愛でて優しく成長してくれることを祈りつつ、
これからも子どもたちの前に立ちたいと思っています.
村田 由美子(1月)